坪田譲治

にっぽんむかしばなし 絵本展

2018年12月11日(火)〜23日(日)

12:00~19:00 ※ 最終日は16時まで ※ 12月17日(月) 休廊
会場:ギャラリーMalle (東京・恵比寿)


「坪田譲治箸 にっぽんのむかしばなし集」から、10人の装画家がそれぞれ話を選び、10人の装丁家と組んで小さな絵本を作りました。ギャラリーでは絵本と原画を展示します。私は「キツネとクマのはなし」を選びました。絵本は作品として販売いたします。(各限定100部)

「キツネとクマのはなし」
この物語にある「状況や感情の対比・繰り返しのおもしろさ」を表現したいと思いました。目つきや姿勢を工夫し、構図を試行錯誤しました。見せ場は、断面にした畑の場面です。特に大根葉は初めての表現で気に入っています。最小の瞳を基準とし、紙の質感や立体感をより直接的に感じられるような大きさで作りました。

絵本は約14cm角で32ページ全てカラーです。私はイラストは20点ほど制作。絵本といっしょに各作家が数点づつ原画も展示し、たいへん賑やかな空間になりました。


ギャラリー展示風景



制作記録